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【jannovation west】パネルセッション 孫泰蔵氏、谷井等氏、平石郁生

第1回 jannovation west パネルセッションとして、会場からの質問も交えながら、MOVIDA JAPAN株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 孫 泰蔵 氏、シナジーマーケティング株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 谷井 等 氏、株式会社 サンブリッジ グローバルベンチャーズ 代表取締役社長 平石 郁生の3名に「世界と勝負するアントレプレナー」という観点からディスカッションして頂きました。(以下敬称略)

 

起業家に必要な考え方とは

谷井)ビジネスモデルを人に聞いてもらって、「凄いねこの構造、でも実現できたらね」などと言われて、悔しかった。その悔しい思いがあったから頑張れたと思う。

平石)何十億という借金から這い上がってきた人など、周りには苦労してきた人が沢山いる。そういう人たちを見ていると、大変な時に絶望感に浸るのではなく、「大丈夫」と楽観的になれることが大切だと思う。

孫)僕もかなり楽観的です(笑)。諦めない、失敗を恐れないということは大切。困難がきて前に進めないときでも「一時中断しているだけなんだ」と思うようにしている。失敗ではない。そうすれば、失敗は何も怖くないし、楽観的になれる。僕ぐらいになると失敗してもニヤーと笑ってしまう域にきてしまった(笑)。ここまで思ってしまうのは特別かもしれないけど、皆さんもどんどん失敗をしたほうがよい。

「志」という言葉を良く耳にするが具体的には何か?

孫)「どういうことが自分の価値か」を考えることが一番重要。人間として成長するにつれ、志もアップグレードする。僕も一昨年まで志がはっきりしていなかった。今は東アジアでシリコンバレーに勝てるエコシステムを作ることが目標。

谷井)私は、360度みて一番居心地の良さそうな方向に進むようにしている。今は自分の見える範囲の地平線しか見えないが、走って進んでみるとまた新しい展望がある。考えるよりも行動することが大切。

 

どうしたらシリコンバレーに近づけるか?

孫)サッカーがいい例になると思う。今の日本代表はかなり強い。海外で普通に活躍できる選手が増えてきた。日本にJリーグができるまで、日本が何をしたのかを考えれば良いと思う。Jリーグは昔ジーコをつれてきたり、凄い選手と同じ目線の高さに立てるチャンスをつくった。
野球でいうと、野茂選手の影響も大きいが、新庄選手の存在はもっと大きいと思う。周りの選手に「新庄ができるなら。。」という気持ちにさせた。スタートアップも同じで身近にそういった切磋琢磨できる人がいると違う。
日本のITスタートアップ業界がブレイクするのは時間の問題で、後3年もすればかなり大きくなると思う。
後は、人との繋がり。シリコンバレーは、今回のjannovation westのようなイベントやミートアップ、パーティーなどが毎日のようにある。だから日本にもそれを作れば良い。

平石)日本発のスタートアップでもBtoCに関しては、最初から英語でサービスを作るべき。ビジネスのアイデアレベルでは、日本もシリコンバレーも変わらない。ただ日本語か英語かでビジネスのスピード感が変わってきてしまう。最初から英語でサービスを作ることでシリコンバレーの企業と同じ土俵で勝負ができる。

谷井)ファイナンスの仕組みも大切だと思います。シリコンバレーはシリーズA、シリーズBなど、ファイナンスのスキームが出来ている。日本の企業では「なぜこのタイミングでファイナンス?」と思ったりするところや、ファイナンスの時だけVCと繋がって後は交流がないといったことが多い。


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