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【jannovation west】ピッチセッション

今回のjannovation westの目玉であるピッチセッションです。関西から世界で勝負する起業家を輩出するべく、関西を代表するスタートアップ企業にお越し頂きました。ShareWis、Coworkify、Qualia、bananaAd、ONTROXの5サービスのピッチを行いました!

 

(写真右から、ShareWis辻川さん、Coworkify藤原さん、Qualia水田さん、bananaAd古荘さん、ONTROX安丸さん)

 

簡単に事業概要を述べていきます。

ShareWis・・・

学びたいけど、続かない、ShareWisはそんな悩みを抱えた社会人向けの無料学習サイトです。

学んだ歩みを、学習コンテンツがネットワーク上につながった「知識の地図」の上に記録し、短いスパンで達成感を感じながら、継続的に学習を進めることができます。また、学習コンテンツはユーザーが投稿することができるので、知識の地図が広り、様々な分野を学習することができます。

Coworkify・・・

Coworkify is AirBnB of workspace, where any business owner can list unused space for rent even if it’s single desk.

Our job marketplace allows companies to connect to expanding network of coworking spaces hosting thousands of freelancers and mobile workers.

Qualia・・・

私たちはQualiaという本当に大切な人たちとの絆を守るためのサービスを作っています。

Qualiaを使えば、好きなことを、好きな形で、好きな人と伝え合うことができます。ちょうどMailとSNSの間のような全く新しい形のコミュニケーションサービスです。

ビジネスモデルとして、私たちは革新的な広告システムを開発しました。我々はユーザーの生活データを分析して、生活に何が不足しているか?生活になにを加えるとユーザーに喜んでもらえるか?をベースに広告コンテンツとして発信することができます。

bananaAd・・・

画像、キャッチコピーの切り替えに特化したABテストツールの提供します。今までA/Bテストの実施には大きなコストと専門知識が必要であり、また十分にアクセス数があるサイトでなければテストの実施自体困難でした。テスト対象を限定することにより少ない予算でも一定の成果を上げられることを可能にします。

ONTROX・・・

自然言語解析・複雑系解析エンジン、ビジュアライゼーションエンジン、それ関連するソフトウェア、ミドルウェアの開発・販売。及び、テクノロジーの評価・実験検証及び、導入コンサルティングをおこなっています。

 

(ShareWisの辻川さん)

 

どのサービスも本気度が伝わってくるピッチでした。ピッチ後には、孫泰造さん、谷井等さんを始め会場の人々からフィードバックと質問が行われ、今後のサービスの方向性が見えたサービスもあったかと思います。

 

今回のjannovation westでは200名近い観客の皆様に投票頂き、それぞれのサービスを競い合いました。

交流会の最後に投票結果を発表。交流会の賑やかさから一転。発表時は皆が固唾をのんで見守る緊張の瞬間となりました。

結果は・・・、

 

1位・・ONTROX

2位・・Coworkify

 

となりました。入賞企業にはスポンサーである Amazon web services様より副賞も授与されました。

大変におめでとうございます。

 

ただピッチ登壇者全員に皆からの盛大な拍手が送られ、 最後は和やかな雰囲気に包まれました。

皆様、本当にお疲れ様でした。皆様の今後の更なる飛躍を期待しております。

次回のjannovation westは秋に開催予定ですので、是非、jannovation westにご参加頂くと共にピッチにも挑戦ください。


【jannovation west】パネルセッション 孫泰蔵氏、谷井等氏、平石郁生

第1回 jannovation west パネルセッションとして、会場からの質問も交えながら、MOVIDA JAPAN株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 孫 泰蔵 氏、シナジーマーケティング株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 谷井 等 氏、株式会社 サンブリッジ グローバルベンチャーズ 代表取締役社長 平石 郁生の3名に「世界と勝負するアントレプレナー」という観点からディスカッションして頂きました。(以下敬称略)

 

起業家に必要な考え方とは

谷井)ビジネスモデルを人に聞いてもらって、「凄いねこの構造、でも実現できたらね」などと言われて、悔しかった。その悔しい思いがあったから頑張れたと思う。

平石)何十億という借金から這い上がってきた人など、周りには苦労してきた人が沢山いる。そういう人たちを見ていると、大変な時に絶望感に浸るのではなく、「大丈夫」と楽観的になれることが大切だと思う。

孫)僕もかなり楽観的です(笑)。諦めない、失敗を恐れないということは大切。困難がきて前に進めないときでも「一時中断しているだけなんだ」と思うようにしている。失敗ではない。そうすれば、失敗は何も怖くないし、楽観的になれる。僕ぐらいになると失敗してもニヤーと笑ってしまう域にきてしまった(笑)。ここまで思ってしまうのは特別かもしれないけど、皆さんもどんどん失敗をしたほうがよい。

「志」という言葉を良く耳にするが具体的には何か?

孫)「どういうことが自分の価値か」を考えることが一番重要。人間として成長するにつれ、志もアップグレードする。僕も一昨年まで志がはっきりしていなかった。今は東アジアでシリコンバレーに勝てるエコシステムを作ることが目標。

谷井)私は、360度みて一番居心地の良さそうな方向に進むようにしている。今は自分の見える範囲の地平線しか見えないが、走って進んでみるとまた新しい展望がある。考えるよりも行動することが大切。

 

どうしたらシリコンバレーに近づけるか?

孫)サッカーがいい例になると思う。今の日本代表はかなり強い。海外で普通に活躍できる選手が増えてきた。日本にJリーグができるまで、日本が何をしたのかを考えれば良いと思う。Jリーグは昔ジーコをつれてきたり、凄い選手と同じ目線の高さに立てるチャンスをつくった。
野球でいうと、野茂選手の影響も大きいが、新庄選手の存在はもっと大きいと思う。周りの選手に「新庄ができるなら。。」という気持ちにさせた。スタートアップも同じで身近にそういった切磋琢磨できる人がいると違う。
日本のITスタートアップ業界がブレイクするのは時間の問題で、後3年もすればかなり大きくなると思う。
後は、人との繋がり。シリコンバレーは、今回のjannovation westのようなイベントやミートアップ、パーティーなどが毎日のようにある。だから日本にもそれを作れば良い。

平石)日本発のスタートアップでもBtoCに関しては、最初から英語でサービスを作るべき。ビジネスのアイデアレベルでは、日本もシリコンバレーも変わらない。ただ日本語か英語かでビジネスのスピード感が変わってきてしまう。最初から英語でサービスを作ることでシリコンバレーの企業と同じ土俵で勝負ができる。

谷井)ファイナンスの仕組みも大切だと思います。シリコンバレーはシリーズA、シリーズBなど、ファイナンスのスキームが出来ている。日本の企業では「なぜこのタイミングでファイナンス?」と思ったりするところや、ファイナンスの時だけVCと繋がって後は交流がないといったことが多い。


【jannovation west】キーノート 孫 泰蔵 氏

第1回jannovation westの最初のプログラムは、MOVIDA JAPAN 株式会社 代表取締役社長 兼 CEOの孫 泰蔵 氏による、基調講演です。孫さんは、東京大学在学時にYahoo!JAPANを始め、多くの企業に立ち上げ参画し、MOVIDA JAPAN株式会社を設立し、代表取締役兼CEOに就任。世界に通じるスタートアップの育成を行なっていらっしゃいます。

なんと孫さんは今回が人生初めての大阪上陸です!!

今回のテーマは「世界と勝負するアントレプレナーの資質」です。

 

普通の学生から、Yahoo! JAPAN創業へ

孫さんは元々起業家になりたいとは思っていなかったとのこと。しかし、孫さんが東京大学の学生だった頃、兄のソフトバンク社長、孫正義氏の紹介でYahoo!の共同創業者であるジェリー・ヤンと出会い、考え方が変わっていきます。

当時25,6歳だったジェリーの「ニュートンがいなかったら今の生活はないように、Yahoo!を僕たちがつくらなかったら、人類に取って機会損失だ!だから行動するのだ」といった想いに共感し、Yahoo!JAPANの立ち上げを行います。その後のご活躍はご存知の通りです。

 

世界に通用するサービスやアプリを作るには

世界に通用するサービスを作る為には、まず英語でサービスを作らなければならない。英語でサービスをつくるメリットは以下の通りです。

・マーケットが一気にひろがる(英語人口>日本語人口だから)

・ユニバーサルなサービスを自然に意識する

・自然にシンプルで分かりやすくなる(難しい英単語は使えないのから)

・世界中の人材を活用できる

日本語→英語の順序でサービスを作るのは難しいが、英語→日本語は比較的簡単。グローバル展開を目指すスタートアップは始めから英語でサービスを作った方が良いようです。

 

世界でうけるアントレプレナーになるには

とにかく

「think big」

 

例として、サグラダファミリアをつくったガウディがいます。孫さんは、ガウディが世界一大きいことし、「think big」だったと考えておられます。ガウディはサグラダファミリアに人生をかけていました。持っているお金や所持品のほとんどすべてを建築の為に使い、最後は貧困のために車ではねられてこの世を断ちました。さらに、ガウディの遺品はほとんど残っていないそうで、それほどサグラダファミリアに捧げたということが分かります。

サグラダファミリアは、中心に大きな1つの塔と周りに18もの塔から成る予定で、その18の塔に1つずつ鐘があり、中心の塔の鐘は巨大すぎて普通の力で鳴らすことが出来ず、周りの18の鐘の共振によって鳴るように設計されています。つまりガウディは、教会+巨大な楽器を作ろうとしていたのです。

これほど大きなことを考え(think big)、後世に捧げることが出来たのがガウディの凄さであって、日本のアントレプレナーもガウディから学ぶものが必ずあるはずです。

 

何か新しい価値を生み出そう!

この時代はもっとソーシャルで繋がるようになってきており、参入障壁も少ない。これほどアントレプレナーにとっていい機会はあまりない。今始めなければならない。

日本中の人が何か新しい価値を生み出すことができれば、必ずいい国になる!みなさんで何か新しい価値を生み出す為のスタートをきりましょう!


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